CCNA vs AWS SAA — インフラエンジニアはネットワークとクラウド、どっちから?
CCNAとAWS SAA、インフラエンジニアを目指すならどちらを先に取るべき?費用・難易度・転職市場での需要を徹底比較。
CCNA
Cisco社が認定するネットワーク資格。ルーティング・スイッチング・セキュリティの基礎から実務レベルまでカバー。日本のSES・インフラ業界で最も評価が高い入門資格。
AWS SAA
AWSのサービスを使ったシステム設計力を証明する資格。EC2・S3・VPCなど主要サービスの構成パターンを幅広く問われる。クラウド案件の増加に伴い、日本でも急速に評価が高まっている。
| 比較項目 | CCNA | AWS SAA |
|---|---|---|
| ベンダー | Cisco Systems | Amazon Web Services |
| 受験費用 | 42,900円(税込) | 22,000円(税込) |
| 有効期限 | 3年 | 3年 |
| 難易度 | 中級(未経験から2〜3ヶ月) | 中級(クラウド未経験から2〜4ヶ月) |
| 勉強時間目安 | 200〜300時間 | 100〜200時間 |
| 国内認知度 | 高い | 高い |
| 対象者 | ネットワークエンジニア・インフラエンジニア志望者 | クラウドエンジニア・インフラエンジニア志望者 |
ネットワーク資格 vs クラウド資格、そもそも何が違う?
CCNAはルーターやスイッチなど物理的なネットワーク機器の設定・管理が中心。AWS SAAはクラウド上の仮想インフラ設計が中心。ただしAWSのネットワーク設計(VPC・サブネット・セキュリティグループ)はCCNAの知識がベースになっている。つまりCCNAは「土台」、AWS SAAは「応用」という関係。
費用対効果はどっちが上?
受験料はCCNAが42,900円、AWS SAAが22,000円。AWS SAAのほうが約2万円安い。ただし学習にはAWSの実機操作(ハンズオン)が必要で、無料枠を超えると月数千円かかることも。CCNAはPacket Tracerという無料シミュレータで完結する。トータルコストは大きく変わらない。
転職市場ではどう評価される?
SES業界の未経験歓迎求人では、まだCCNAのほうが圧倒的に強い。運用監視・ヘルプデスクなど未経験OKのポジションはネットワーク系が多いから。一方、経験1〜2年以上の転職ではAWS SAAの評価が急上昇中。クラウド案件の単価はオンプレより高い傾向があり、年収アップを狙うなら避けて通れない資格。
結論:どっちを取るべき?
結論、未経験からインフラエンジニアを目指すなら「CCNAが先」。理由はシンプルで、AWSの設計を理解するにはネットワークの基礎知識が前提になるから。VPCのサブネット設計もルーティングもCCNAの範囲。逆にCCNAなしでAWS SAAに挑むと、ネットワーク周りの問題で苦戦する人が多い。ただしCCNAを取った後は、すぐにAWS SAAに進むのがおすすめ。2つ持っていれば「オンプレもクラウドもわかる人」として市場価値が一気に上がる。最近はクラウド移行案件が増えているので、両方持ちが最強の組み合わせ。