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エンジニアの働き方

「ITエンジニア」ってどんな仕事? 種類と選び方を、ゼロからやさしく解説

「手に職をつけたい」「将来が不安」——そう思ってITエンジニアに興味を持ったけど、調べれば調べるほど専門用語だらけで、結局よくわからない。


安心してください。この記事は、ITの知識がゼロの方に向けて書いています。

エンジニアと聞くと「パソコンに向かってプログラムをひたすら書く人」をイメージするかもしれません。でも実は、エンジニアにはいろんな種類があって、プログラミングをしない職種もあります

この記事を読み終わるころには、「エンジニアって何する人なの?」がスッキリわかって、「自分にもできそうな職種」が見えてくるはずです。

エンジニアの仕事を「建物づくり」で考えてみよう

いきなりIT用語を並べても頭に入らないので、「建物をつくること」に例えて説明します。

あなたが今使っているこのWebサイトも、スマホのアプリも、実は「建物」のような構造をしています。

ITサービスの3層構造を建物に例えた図解。①見た目を作る人(画面のデザインや動きを作る)、②中の仕組みを作る人(ログインや購入など裏側の処理を作る)、③土台を整える人(サーバーやネットワークを準備・維持する、プログラミング不要)

① 建物の見た目を作る人(=開発系エンジニア)

家の外観、壁の色、ドアの位置、窓のデザイン。お客さんが最初に目にする部分を作る人たちです。

ITで言うと、Webサイトの画面デザインやアプリの操作画面を作る仕事。あなたが普段スマホで見ているInstagramやメルカリの画面——あのデザインや「ボタンを押したら画面が切り替わる」という動きを作っています。

② 建物の中の仕組みを作る人(=開発系エンジニア)

配管、電気系統、エレベーターの制御。外からは見えないけど、建物を「使える」ようにしている仕組みの部分です。

ITで言うと、ログインしたら自分のアカウントが表示される仕組みとか、ネット通販で「購入ボタン」を押したら注文が確定される仕組み。表には見えないけど、裏側でちゃんと動いているプログラムを作っています。

③ 土地と基礎を整える人(=インフラエンジニア)

地盤調査、基礎工事、水道管や電線を通す。建物を建てる前に「そもそも安全に建てられる土台」を作る人たちです。

ITで言うと、Webサイトやアプリが動くためのサーバー(データを保管する大きなコンピューター)やネットワーク(データの通り道)を準備して、ちゃんと動く状態を維持する仕事です。

この3つがエンジニアの一番大きな分類です。

ポイントは、②と③はプログラミングが中心ではないということ。特に③のインフラエンジニアは、プログラムを書くよりも「機器の設定」や「ネットワークの設計」が主な仕事です。

もう少し詳しく——エンジニアの主な職種

さっきの3分類をもう少し細かく見てみましょう。全部覚える必要はありません。「こんなにいろいろあるんだ」と眺めるだけで大丈夫です。

ITエンジニア 分類マップ

Webサイトの画面を作る人

サイトのデザインやボタンの動きを作る

裏側の仕組みを作る人

ログインや購入などの「見えない処理」を作る

スマホアプリを作る人

iPhoneやAndroidのアプリを専門に作る

ネットワークエンジニア

通信の道を作って管理する

サーバーエンジニア

データを預かるコンピューターを管理する

クラウドエンジニア

インターネット上のサーバー環境を組み立てる

セキュリティエンジニア

サイバー攻撃からシステムを守る

データを整理する人

大量のデータを集めて分析しやすく整える

AI・分析をする人

データから予測したりAIを作ったりする

プロジェクトマネージャー

チーム全体の進行を管理する監督役

建物の見た目・中身を作る人たち(開発系)

Webサイトの見た目を作るエンジニア——あなたが今見ているこの画面のデザインや動きを作る仕事です。「このボタンを押したら次のページに飛ぶ」「スクロールしたら画像が出てくる」——そういう部分を担当します。

裏側の仕組みを作るエンジニア——たとえばメルカリで出品ボタンを押したら、商品の情報がちゃんと保存されて、他の人のアプリにも表示される。そういう「目に見えないけど動いている仕組み」を作ります。

スマホアプリを作るエンジニア——iPhoneやAndroidのアプリを専門に作るエンジニアです。

土台を支える人たち(インフラ系)★ キャリアハブはここ

ネットワークエンジニア——会社の中でパソコン同士がつながってインターネットが使える——その「通信の道」を作って管理する仕事です。Wi-Fiがつながらないとき、「どこが原因か」を突き止めて直すのもこの人の仕事。

サーバーエンジニア——サーバーというのは、簡単に言うと「みんなのデータを預かっている大きなコンピューター」です。このサーバーを用意して、ちゃんと動く状態を保つのが仕事です。

クラウドエンジニア——最近は、物理的なサーバーを買う代わりに、インターネット上でサーバーを「借りる」のが主流になっています(これを「クラウド」と言います)。このクラウド環境を組み立てるのが仕事です。今、最も伸びている分野の一つです。

セキュリティエンジニア——インターネット上の「泥棒」や「ハッカー」からシステムを守る専門家です。ニュースで「○○社から個人情報が流出」と聞いたことがあると思います。ああいう事故を防ぐ仕事です。

データを活かす人たち

データを整理するエンジニア——お店の売上データ、ユーザーの行動データなど、大量のデータを集めて、分析しやすいように整理する仕事です。

データを分析するエンジニア / AI開発——整理されたデータをもとに「来月の売上はどうなりそうか」を予測したり、AIを作ったりする仕事。大学レベルの数学が必要になるので、未経験からいきなり目指すのは正直ハードルが高いです。

つなぐ・まとめる人たち

プロジェクトマネージャー(PM)——エンジニアたちをまとめて、プロジェクト全体の進行を管理する人。「監督」のような役割。エンジニアとして何年か経験を積んだ後にステップアップするポジションです。

ほかにも、SalesforceやSAPといった企業向けの大型ソフトウェアを導入・カスタマイズする専門のエンジニアもいます。お客さんの業務に合わせてソフトの設定を調整する仕事で、上の分類とはまた少し違う独自の領域です。

プログラミングができなくてもエンジニアになれる

ここが一番大事なポイントです。

「エンジニアになりたいけど、プログラミングが難しそうで無理かも」

こう思っている人は多いと思います。でも実は、インフラ系のエンジニアはプログラミングが仕事の中心ではありません

ネットワークエンジニアの仕事は、ざっくり言うと「機器に設定を入れる」「ネットワークが正しくつながっているか確認する」「トラブルが起きたら原因を調べて直す」です。

プログラムを一から書くのではなく、「コマンド」と呼ばれる短い命令を機器に入力する作業が中心。料理に例えるなら、レシピを一から考案するのではなく、レシピ通りに調理する感覚に近い。慣れれば誰でもできるようになります。

もちろん、キャリアが進むにつれてプログラミングの知識があると有利になる場面は出てきます。でも最初の入口としては、プログラミングができなくても全く問題ありません。

未経験から現実的に目指せるのはどれ?

正直に書きます。職種によって、未経験からの目指しやすさは全然違います。

目指しやすい(求人も多い)

  • ネットワークエンジニア / サーバーエンジニア——資格(CCNAなど)を取れば、未経験でも採用される。実際に「資格さえ取ればOK」という求人が多い分野
  • ヘルプデスク——社内のパソコントラブルに対応する仕事。ITの入口として入りやすい

独学やスクール次第で可能

  • Webサイトの見た目を作るエンジニア——作品(ポートフォリオ)を見せられれば、未経験でも採用される可能性あり

経験を積んでから目指す分野

  • セキュリティエンジニア、データ分析 / AI開発、プロジェクトマネージャー——いきなりは難しい。他の職種で経験を積んでからステップアップするのが一般的

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キャリアハブが「インフラエンジニア」にこだわる理由

キャリアハブでは、未経験の方をインフラエンジニア——具体的にはネットワークエンジニアとして育てています。

なぜこの職種なのか? 理由は3つあります。

① 資格を取れば「自分にもできた」が証明できる

CCNAという世界共通の資格があります。これを取れば、未経験でも「ネットワークの基礎を理解しています」と履歴書に書ける。面接で「何ができるの?」と聞かれたときの、一番わかりやすい答えになります。

キャリアハブでは、教員免許を持つ専任の講師がCCNA取得まで教えます。一人で参考書と向き合うのとは全然違います。

② この仕事はなくならない

インターネットがある限り、それを支えるインフラエンジニアは必要です。AIが進化しても、AIが動くためのサーバーやネットワークは誰かが管理しなければいけない。「せっかく勉強したのに仕事がない」というリスクが他の職種と比べて低いです。

③ 入口は一つでも、その先のキャリアがめちゃくちゃ広い

最初は「ネットワークの監視」という仕事から始まりますが、そこから設計、プロジェクト管理、クラウドの専門家、セキュリティ、独立——と、驚くほどたくさんの道が広がっています。

「最初の仕事=一生の仕事」ではありません。入口は一つでも、出口は何本でもあります。

月収で言うと、最初は月25〜30万円くらいからスタートして、3〜5年で月40〜50万円、さらに上を目指せば月70万円以上も現実的な数字です。今の年収と比べてみてください。

→ インフラエンジニアになった後、具体的にどんなキャリアステップがあるのかは、こちらの記事で詳しく解説しています:

未経験からどこまで行ける?インフラエンジニアのキャリアパス完全ガイド →


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村上悠司

村上悠司(むらかみ ゆうじ)

株式会社キャリアハブ 代表取締役。外資系IT企業でのセールス経験約10年を経て、未経験エンジニアの育成・派遣に特化したSES企業を設立。

「ちょっと話を聞いてみたい」——それだけで大丈夫です。

キャリアハブは、未経験からインフラエンジニアを目指すあなたを全力でサポートします。

面接ではありません。気軽にどうぞ。

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