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未経験からの転職

未経験エンジニアの志望動機の書き方|コピペNGな例文と考え方


志望動機を書こうとして「IT業界は成長産業で…」と書き始めた人、いますよね。

残念ながらそれ、CareerHubの採用面接でも100回以上見てきました。全部同じに見えます。

未経験者の志望動機で大事なのは「なぜIT?」じゃなくて「なぜあなたが?」です。ここを間違えると、どれだけ丁寧に書いても刺さりません。

未経験エンジニアの志望動機で落ちるNGパターン3つ

「ちゃんと書いたのに面接に進めない」——その原因、たぶんここにあります。

NG①:「IT業界は将来性がある」

これ、応募者の8割が書いてくる。みんな言ってるから差別化ゼロなんです。「将来性がある」のは事実だけど、それはあなたの志望動機じゃない。業界の説明をしているだけ。

NG②:「プログラミングに興味がある」

インフラエンジニア志望なのに「プログラミングに興味がある」は矛盾してます。あと、「興味がある」だけだと「で、何かやったの?」と突っ込まれて終わり。

NG③:「手に職をつけたい」

気持ちはわかる。でもこれ、採用側からすると「今の仕事が嫌で逃げたいんだな」と読めてしまう。「逃げの転職」に見える志望動機は、書類選考で落ちる最大の原因の一つです。

通る志望動機の構造|3ステップ

「じゃあ何を書けばいいの?」と思いますよね。構造はシンプル。3つのパーツを順番に書くだけです。

ステップ1: きっかけ(自分の体験ベース)

ダメな例:「IT業界は今後も成長が見込まれる分野だと考え…」

良い例:「飲食店のバイトでWi-Fiが落ちたとき、自分で調べてルーターを再設定したのがきっかけです。"直せた"という感覚が純粋に嬉しかった。」

ポイントは「自分しか書けないエピソード」であること。嘘をつく必要はなくて、小さい体験でいい。

ステップ2: 行動の証明

ダメな例:「今後プログラミングを勉強していきたいと考えています」

良い例:「現在CCNAの取得に向けて毎日3時間勉強しており、Ping-tの正答率は85%まで上がりました」

「やりたい」ではなく「すでにやっている」。この差は巨大です。面接官は行動で人を判断します。

ステップ3: この会社を選ぶ理由

ダメな例:「御社の理念に共感しました」

良い例:「研修中もCCNA取得をサポートしてくれる体制があると知り、"育てる気がある会社だ"と感じました」

会社のどの部分に惹かれたか、を自分の言葉で言えるかどうか。HPのコピペはすぐバレます。

志望動機の例文3パターン(職歴別)

「具体的に見せてくれ」という声が聞こえてきそうなので、3パターン書きます。丸コピペは意味がないので、構造だけ参考にしてください。

パターンA: フリーター(飲食バイト)からの転職

居酒屋で3年間アルバイトをしてきました。ある日、POSレジが動かなくなり、自分でマニュアルを調べて復旧させたことがありました。そのとき「機械のトラブルを解決する仕事がしたい」と初めて思いました。それからネットワークの仕組みを調べ始め、現在はCCNAの取得に向けて毎日勉強しています。御社は未経験者への研修が充実しており、入社後もスキルアップを支援してくれる環境だと感じたため、志望しました。

パターンB: 第二新卒(営業職)からの転職

前職では法人営業を1年間担当していました。お客様のIT環境について質問されたとき、自分が何も答えられなかったことが悔しくて、独学でネットワークの勉強を始めました。学ぶうちに「売る側」より「つくる側・支える側」に回りたいという気持ちが強くなり、インフラエンジニアを志望しています。営業で培ったヒアリング力と、現在取得を目指しているCCNAの知識を活かして、お客様の課題に寄り添えるエンジニアになりたいと考えています。

パターンC: 完全に職歴なしからの転職

正直に申し上げると、これまで定職に就いたことがありません。ただ、自宅のPC環境を自分でセットアップしたり、家族のネットワークトラブルを解決したりする中で「ITの仕事は向いているかもしれない」と感じました。まず行動しようと思い、CCNAの勉強を始めて2ヶ月になります。職歴がないことは事実ですが、それを取り返すだけの覚悟と、現在進行形で勉強しているという行動で証明したいと思います。

3つに共通しているのは「体験→行動→理由」の流れ。この構造を守れば、自分の言葉で書ける志望動機になります。

面接で志望動機を聞かれたときの答え方

「書いたものを暗記して面接で言えばいいんでしょ?」——これ、やめたほうがいい。

丸暗記って、声のトーンでバレるんです。棒読みになるし、深掘りされた瞬間に詰まる。

おすすめは、「正直に言うと…」から始めること。「正直に言うと、最初はなんとなくITに興味を持っただけでした。でも調べていくうちに…」——こう入ると、自然な流れで話せます。

面接官は「完璧な回答」を求めていません。「この人は本気かどうか」を見ています。本気は、飾らない言葉のほうが伝わるものです。

→ 面接での答え方をもっと詳しく:「なぜエンジニアになりたいのですか?」面接での答え方

まとめ

志望動機は「上手く書く」ものじゃなく、「自分の言葉で、本当のことを書く」もの。

  • 「IT業界は将来性がある」→ みんな書いてるから刺さらない
  • きっかけは小さくていい。自分の体験ベースで書く
  • 「やりたい」ではなく「すでにやっている」を見せる
  • 面接では丸暗記せず、正直に話す

完璧じゃなくていいんです。あなたが今日この記事を読んで「志望動機、ちゃんと考えよう」と思った時点で、もう動き始めている。

→ 転職ガイドの全体像はこちら:未経験からエンジニア転職|準備から内定までの完全ガイド


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村上悠司

村上悠司(むらかみ ゆうじ)

株式会社キャリアハブ 代表取締役。外資系IT企業でのセールス経験約10年を経て、未経験エンジニアの育成・派遣に特化したSES企業を設立。

「ちょっと話を聞いてみたい」——それだけで大丈夫です。

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