CCNA用語辞典
CCNA試験に出る重要用語を、未経験者にもわかるたとえ話つきで解説。現場で使われるCiscoコマンドも掲載。
ARPアドレス解決プロトコル
IPアドレスからMACアドレスを調べるためのプロトコル。
RSTP(ラピッドスパニングツリープロトコル)ラピッドスパニングツリー
STPの高速版。障害時の切り替えが数十秒から1秒以内に短縮。
ICMPインターネット制御メッセージプロトコル
ネットワーク上でエラー通知や診断メッセージを送るためのプロトコル。
IP AddressIPアドレス
ネットワーク上の機器を識別するための論理的な住所。
IPsec
IPレベルで通信を暗号化・認証するセキュリティプロトコル群。
IPv6インターネットプロトコルバージョン6
IPv4の後継。128ビットのアドレス空間で事実上無限のアドレスを提供する。
Access Point無線アクセスポイント
無線端末を有線ネットワークに接続する中継機器。
Access Portアクセスポート
1つのVLANにのみ所属するポート。PCやサーバーを接続する。
Ansible
エージェント不要でネットワーク機器を自動設定できる構成管理ツール。
EIGRP拡張内部ゲートウェイルーティングプロトコル
Cisco独自の高速ルーティングプロトコル。収束が速い。
EtherChannelイーサチャネル
複数の物理リンクを束ねて1本の論理リンクとして使う技術。帯域幅と冗長性を同時に確保。
Ethernetイーサネット
有線LANの世界標準規格。オフィスのケーブル接続はほぼこれ。
ACL(アクセス制御リスト)アクセス制御リスト
ルーターやスイッチで「この通信は通す・この通信は止める」を制御するルール。
Administrative DistanceAD値
ルーティング情報の信頼度を表す数値。小さいほど優先される。
SSIDサービスセット識別子
Wi-Fiネットワークの名前。端末が接続先を選ぶときに表示される。
SSHセキュアシェル
暗号化された安全なリモート接続プロトコル。Telnetの後継。
SNMP簡易ネットワーク管理プロトコル
ネットワーク機器の状態を監視・管理するためのプロトコル。
SDNソフトウェア定義ネットワーキング
ネットワークの制御をソフトウェアで集中管理するアーキテクチャ。
STP(スパニングツリープロトコル)スパニングツリープロトコル
スイッチ間の冗長経路でループが発生するのを防ぐプロトコル。
SPF Algorithm最短パス優先アルゴリズム
OSPFがLSDBから最短経路を計算するアルゴリズム。
NTPネットワークタイムプロトコル
ネットワーク機器の時刻を正確に同期するプロトコル。UDPポート123。
MPLSマルチプロトコルラベルスイッチング
ラベルを使って高速にパケットを転送するWAN技術。通信事業者の基盤。
OSPF AreaOSPFエリア
OSPFネットワークを分割して効率化するための論理的なグループ。
LSAリンクステートアドバタイズメント
OSPFルーターが交換する「自分の周辺情報」パケット。
LSDBリンクステートデータベース
OSPFルーターが共有する、ネットワーク全体の地図データベース。
OSI参照モデル
ネットワーク通信を7つの層に分けて整理したモデル。トラブルシュートの共通言語。
OSPFオープン・ショーテスト・パス・ファースト
ネットワーク全体の地図を共有して、最短ルートを自動計算するルーティングプロトコル。
Extended ACL拡張ACL
送信元・宛先IP、プロトコル、ポート番号まで細かく指定できるACL。
CAPWAP
WLCとLightweight AP間の通信に使うトンネルプロトコル。
Global IP AddressグローバルIPアドレス
インターネット上で一意に割り当てられる、世界で重複しないIPアドレス。
Collision Domainコリジョンドメイン
データの衝突(コリジョン)が発生する可能性のある範囲。
Controller-Based Networkingコントローラベースネットワーキング
コントローラーを中心にネットワーク機器を集中管理するアーキテクチャ。
CIDRサイダー
IPアドレスのネットワーク部の長さを「/数字」で表す表記法。
Site-to-Site VPNサイト間VPN
拠点同士をインターネット越しに安全につなぐVPN形態。
Subnettingサブネット分割
1つのネットワークを複数の小さなネットワークに分割する技術。
サブネットマスク
IPアドレスの「どこまでがネットワーク部で、どこからがホスト部か」を示す数値。
GRE TunnelGREトンネル
異なるプロトコルのパケットをIPでカプセル化して転送するトンネル技術。
JSON/YAML
ネットワーク自動化でデータをやり取りするための構造化フォーマット。
Syslogシスログ
ネットワーク機器のログメッセージを収集・管理するプロトコル。
Static Routeスタティックルート
管理者が手動で設定する固定の経路情報。
Full-Duplex全二重通信
送信と受信を同時に行える通信方式。現在のLANの標準。
Bandwidth帯域幅
ネットワーク回線が一度に運べるデータ量の最大値。
Dynamic Routing動的ルーティング
ルーター同士が自動で経路情報を交換し合う仕組み。
TACACS+
Cisco推奨のAAA認証プロトコル。認証・認可・アカウンティングを個別制御できる。
WLCワイヤレスLANコントローラー
複数のアクセスポイントを一括管理するコントローラー機器。
WLAN無線LAN
ケーブルなしで電波でデータ通信するローカルエリアネットワーク。
DR/BDR指名ルーター/バックアップ指名ルーター
マルチアクセスネットワークでOSPFのLSA交換を効率化する代表ルーター。
DHCP動的ホスト構成プロトコル
ネットワークに接続した機器にIPアドレスを自動で割り当てるプロトコル。
DNSドメインネームシステム
ドメイン名(google.com)をIPアドレス(142.250.x.x)に変換する仕組み。
TCP伝送制御プロトコル
データを確実に届けるための信頼性重視の通信プロトコル。
TCP/IP ModelTCP/IPモデル
現実のインターネットで使われている4層の通信モデル。
DTP(Dynamic Trunking Protocol)ダイナミックトランキングプロトコル
スイッチ間でトランクリンクを自動的にネゴシエーションするCisco独自プロトコル。
デフォルトゲートウェイ
自分のネットワークの外にデータを送るときの「出口」となるルーターのIPアドレス。
Default Routeデフォルトルート
行き先不明のパケットをとりあえず送る「最終手段」のルート。
Trunk Portトランクポート
複数のVLANの通信をまとめて1本のケーブルで運ぶためのポート設定。
AAA認証・認可・アカウンティング
誰がアクセスしているか・何を許可するか・何をしたかを管理する3つの柱。
tracerouteトレースルート
宛先までの経路(通過するルーター)を一覧表示するコマンド。
NATネットワークアドレス変換
プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換して、インターネットに接続する技術。
NAPTネットワークアドレスポート変換
1つのグローバルIPを複数の端末で共有するためのアドレス変換技術。
Native VLANネイティブVLAN
トランクポートでタグなしフレームが属するVLAN。デフォルトはVLAN 1。
Next Hopネクストホップ
パケットを次に転送するルーターのIPアドレス。
Network Addressネットワークアドレス
サブネットの先頭アドレスで、ネットワーク全体を代表する識別子。
802.1Q802.1Qタグ
トランクポートでVLANを識別するためのフレームタグ付け規格。
802.1X802.1X認証
ネットワーク接続時にユーザー認証を行うポートベースのアクセス制御。
PATポートアドレス変換
1つのグローバルIPで複数の端末が同時にインターネット接続できる技術。
Half-Duplex半二重通信
送信と受信を交互にしか行えない通信方式。同時通信は不可。
BGPボーダーゲートウェイプロトコル
インターネットの骨格を支える、組織間のルーティングプロトコル。
BPDUブリッジプロトコルデータユニット
STPでスイッチ同士が情報交換するために送り合うフレーム。
Standard ACL標準ACL
送信元IPアドレスだけでトラフィックを許可・拒否するシンプルなACL。
pingピング
相手の機器と通信できるかを確認する最も基本的なコマンド。
Firewallファイアウォール
ネットワークの境界で不正な通信を遮断する防御壁。
VLSM可変長サブネットマスク
サブネットごとに異なるマスク長を使い、IPアドレスを効率的に配分する技術。
VTP(VLAN Trunking Protocol)VLANトランキングプロトコル
複数のスイッチ間でVLAN情報を自動同期するCisco独自プロトコル。
VPN仮想プライベートネットワーク
インターネット上に暗号化された専用トンネルを作る技術。
VLAN仮想LAN
1台のスイッチの中に、仮想的に別々のネットワークを作る技術。
Inter-VLAN RoutingVLAN間ルーティング
異なるVLAN間で通信するために、ルーターまたはL3スイッチを使う技術。
Private IP AddressプライベートIPアドレス
社内ネットワーク専用の、インターネットに直接出られないIPアドレス。
Floating Static Routeフローティングスタティックルート
AD値を高く設定して、バックアップ用に待機させるスタティックルート。
Broadcast Addressブロードキャストアドレス
同じネットワーク内の全機器に一斉送信するための特殊アドレス。
Broadcast Domainブロードキャストドメイン
ブロードキャスト通信が届く範囲。VLANやルーターで区切る。
Port Securityポートセキュリティ
スイッチポートに接続できるMACアドレスを制限するセキュリティ機能。
Port Numberポート番号
通信先のアプリケーションを識別するための番号(0〜65535)。
PortFastポートファスト
アクセスポートでSTPの待ち時間をスキップして即座に通信可能にする機能。
MAC AddressMACアドレス
ネットワーク機器に製造時から付いている、世界で一つだけの物理アドレス。
MAC Address TableMACアドレステーブル
スイッチが「どのポートにどのMACアドレスの機器がいるか」を記録したテーブル。
Wireless LAN Security無線LANセキュリティ
Wi-Fi通信を暗号化・認証で保護する技術の総称。WPA2/WPA3が主流。
UDPユーザーデータグラムプロトコル
速度優先で確認なしにデータを送り続ける通信プロトコル。
RADIUS
ネットワーク認証を一元管理するプロトコル。UDPベース。
RIPルーティングインフォメーションプロトコル
ホップ数だけで経路を選ぶ、最もシンプルなルーティングプロトコル。
Link-Local Addressリンクローカルアドレス
同一リンク内だけで通信できるIPv6の特殊アドレス。
Routing Tableルーティングテーブル
ルーターが持つ「宛先ネットワーク→転送先」の経路一覧表。
Route Summarizationルート集約
複数のルートを1つにまとめて、ルーティングテーブルを小さくする技術。
Root Bridgeルートブリッジ
STPネットワークの中心となるスイッチ。すべての経路計算の基準点。
Loopback Addressループバックアドレス
自分自身を指す仮想インターフェースのアドレス。物理障害の影響を受けない。
Latencyレイテンシ
データが送信元から宛先に届くまでの遅延時間。
REST API
HTTPベースでシステム間のデータ連携を実現するAPI設計スタイル。
Roamingローミング
移動中にAPを切り替えても通信が途切れない無線の仕組み。
Longest Match最長一致
ルーティングテーブルで最もプレフィックスが長い(具体的な)ルートを優先するルール。
Wi-Fi StandardsWi-Fi規格
IEEE 802.11の各世代規格。速度・周波数帯・技術が世代ごとに進化。
Wildcard Maskワイルドカードマスク
ACLやOSPFで対象範囲を指定するときに使う、サブネットマスクの反転値。